一帯一路 における事業リアルに コンサルタントをする
こんにちは
一帯一路 を中国の最大手 インフラ開発企業のコンサルタントとして 世界各国のプロジェクトを案内する業務を行っております。
私自身は中国と長年 仕事を行っており 中国でも15年以上住んでおりましたので中国 ビジネスは専門ということになります。実は一帯一路については 2013年頃からスタートしたあたりからは非常に関心を持って見ておりました。私の知人関係にも結構 一帯一路に関わっているという 中国人がいました。彼らは ほとんどが 福建省出身の華僑の人たちで彼らは海外とのネットワークを持っているということで初めは重宝されたようです。
世界に華僑ネットワークがありますのでそのような人脈を使い 中国も各国の開発プログラムに参入しようとしたところがあります。
ただ 実はこのようなことを考えたのですが思うほどうまくいかなかった理由もあります しまたうまくいった点もあります。
ただ言えることは 公共投資 プロジェクト と言われている世界は 華僑 ネットワークだけで物事が判断できる世界ではないということが理解できたのでしょう。
そのために ある意味中国も面白い作戦というのか 中国全体 国土は非常に大きいために中国を代表する 国営企業ということであったとしても グループ企業だけで何十もあります。
中国色々な地区が存在しますが 地区ごとで企業を分社化しています。
そのために 当初は 福建省や 広東省を中心とした 中国における華南地区を中心に 一帯一路の人脈を広げていったというのが実情ですが 現在はそのプロジェクトは中国全土のエリアに広がっていると言えます。
私自身は上海の大学に留学し そして 上海で仕事をした後に自分自身で上海で貿易会社を起業したという 長年 上海で授業を行ってきた経営者として様々な現地の人脈を持っておりますのでそのような関係で今の仕事を行っています。
つまり 中国最大手のインフラ開発企業のコンサルタントとして一帯一路 の 国際事業を推進するための海外 政府との交渉を行っているわけですが私の管轄しているエリアというのは これは全てが上海 閥が管理しているエリアということになり そのような関係の中国最大のインフラ開発企業ということになります。
この企業グループと今色々と話をして ビジネスの展開をしていますが その関係は全て私が20代の時に出会った 現地の友達関係で行っていますので 仕事として業務を行っていますが ビジネス 面で言えば そこまで会社員のように 上下関係がどうだこうだというような関係で仕事をやってるわけではなく私自身は結構自由な立場でコンサルティングの業務を行っています。
そのために企業の本体は上海近郊 エリアに集中しておりますが 私自身は普段は日本におります。
私の 海外の友達ネットワークは色々な国がいますので 彼らは 各国の政府の重鎮 であったりしますから そのような方と常にスマートフォンを使って情報の伝達を行っているわけです。
今の時代 どんなビジネスでもこのスマートフォンの普及というものは恐ろしく 人間のネットワークを形成する上で役立てています しまた 住む場所や仕事する場所ということはほとんど関係なくなりました。
実際に一帯一路 などの場合は現地でインフラ開発をするための工事がありますから そのような場合は必ず現地に行って行わなければいけませんが 私のようなコンサルタントの仕事は中国人の担当者と中国語を使い スマートフォンや Web 会議を行いながら業務を進めそして プロジェクトを読み込みたい 各国政府とは これも スマートフォンを使い 英語 などを使って情報のやり取りを行い 計画書などがいただければ それに対して 中国側に連絡をしてそのプロジェクトが投資するで値するかどうか などを検証するということを行っているということになります。
私の仕事はあくまでも 一帯一路から投資を求めている外国政府と連絡を取り外国政府が持っている事業性 公共投資 プロジェクトの情報を聞いてその情報に対して私がコンサルティングを行っている中国の大手インフラ開発企業との連絡を取り合い投資事業としての価値があるか また どのようにして 取引条件を決めていくのかなどを見つめて 商談をするということが私の調整役としてのビジネスということになります。
投資を求めている現地の政府もやはり 中国からの 一帯一路というインフラ開発には非常に関心を持っているということは理解できます。
特に アジア地域では 中国の一帯一路 の インフラ整備事業や公共事業 投資などに期待が非常に高いことが理解できます。
これは肌感覚としてわかるのですが 究極 行ったら西側諸国 よりも 中国の一帯一路 の インフラ整備事業の方に期待を持っている現地 政府が多いような印象があります。
それはやはり 感じるのは中華系の民族の人口の多さ というのが大きく影響しているのではないかと感じます。
特に東南アジアでは中国人とは言っていませんが 実際のことを言うと 経済の中心を握っているのが ほとんどは中国系からの移民の方 つまり 中国 華僑というわけになるわけです。
つまり 彼らから見ると 私自身が中国大手のインフラ開発企業からプロジェクトに関することが何か 相談することがありませんか ということを 各政府と話をすれば 各政府のリーダーは分かりました 色々とお願いしたいことがありますということでどんどんプロジェクトを紹介してくれる傾向があります。
これは予想外 というのか 中国に対する期待というものは 実際の西側メディアで報道されているような話では全くないということに気づきます。
私自身もうここ数年 一帯一路について 中国側のニュースを読んで 中国の開発が非常に進んでいることを見てこの原因はどこにあるのか などと思っていました。
確かに 西側では中国の一帯一路の開発で場合によっては多額の借金を背負わされた失敗した開発プロジェクトなどがあり 債務の罠 ということで そのことが クローズアップされました。
実際のことを言うと 全てがそうだということは言えないのですが 政治家の世界もこれは非常に難しい世界なのですが 多くの 政府の政治家も何らかの投資事業を行いたいという欲求があります。
そういう場合には政府の担保力を超えた資金を融資を受けてでも開発援助のプログラムに参加したいということを言う人物もいるのは事実です
ただ昨今のコロナのパンデミックの影響があり 各国政府は 債務が膨らんでおり 金融的な 融資枠の限界が来ているところも多く場合によっては もうこれ以上 資金を借りられる 枠がないという政府も多く 政府 自身が直接資金を調達することはできないという状況に陥っていることは言えます。
そのため 多くの場合は事業性 投資としてのプロジェクトがありますがそれは ローンとしての資金の融資ではなくその投資した政府や 企業が投資先の国で事業を行い その事業で得た収益によって回収するということで 事業性 投資のプロジェクト業界では Boo に関する投資プロジェクトということで 最近は行うケースが多いということです。
そのような方式ですと 各政府 プロジェクトを行う際 政府が持っている 融資枠が限界を超えているかどうか など全く関係なく投資する海外企業や投資する海外の政府などの直接投資における事業性 投資によって投資資金を回収するということで ビジネスが成立するということで行われるケースが増えています。
ですから 投資する側としてもその国の人口規模がどうであるか また GDP がどうであるか などの人の流動性を見て ビジネスになるかをチェックをして 公共投資事業として ビジネスになるのであれば投資はするがあまりにも採算が合わなければ行わないということになります。